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行政書士からのご質問

同業の先生や行政書士開業予定の方からのご質問・ご意見をまとめてみました。

独立開業に関するご相談

ご質問

渡邊徳人先生

はじめてメールさせていただきます。
私は資格を取得後、今のところまだ開業には至っていない現在37歳の○○県在住のサラリーマンです。

いつもメルマガを楽しく、というか、感心しながら拝見させていただいています。私より10歳以上も年下なのに・・・ただただ渡邊先生のすごさにいつも驚かされております。

さて、この度メールさせていただきましたのは、私と同様の境遇の方も非常に多いであろうと推測されることから、是非渡邊先生のような大成功されている方々の眼から、「開業」ということの魅力についておうかがいしてみたいと常々考えていたというのがきっかけです。

私は冒頭で「まだ開業に至っていない」「サラリーマン」と申し上げました。

つまり毎月の定収があり、また年齢からお察しいただけるように家庭もあって、実は開業すべきか否かを悩んでいます。

開業して、仕事を自分で苦労して取り、継続的に依頼を獲得していかなければならない、生活が成り立つか否かさえも全くわからない。

このような重圧の中でやっていくということが現時点で私が想像している以上に大変なんだろうなと思う反面、自らの力で仕事を獲得し、そのための努力をし、依頼者の方に喜んでいただき、それがまた自分の励みになる-と、こんなサイクルができたときどれだけやりがいを感じ、自信がつくか。

むろんそれは士業でなくても、新規に独立することの醍醐味はこんなところにあるのではないでしょうか。

ただそうはいっても安定収入を捨て、家族を路頭に迷わせてしまうかもしれないという不安感・・・

今、その狭間で揺れている方は他にもきっといらっしゃることと思います。
しかし、それでも私は最終的には開業したいと思います。

そこで、私のような者が思い切って開業に踏み切るために、渡邊先生に以下の各点についてお言葉をいただけますと大変嬉しく思います。(それぞれに対してお答えいただかなくても、総合的にいただいてももちろん結構です)

①渡邊先生がお考えになる開業前の心構え・「開業」ということについての考え方、またリスクを抱えても開業する価値のあるとすればその魅力など

②渡邊先生がご存知の方で、私と同様の状況で開業された先生からうかがったお話などがあれば

③力強いエールをお願いします。

お恥ずかしい限りですが、不安のあまり先生の事務所の求人に思わず申し込もうかと真剣に考えました。(笑)

でも、明らかにその目的が「業務修行をすること」「仕事を盗むこと」が目的であることが、どうやっても面接でバレるだろうと思います(まして○○から来るとなれば)し、まさかそれを正直に言うわけにもいきませんし、まあその前に競争率がふあまりにも高そうですしね・・・

今後、開業することを前提として、もしかしたらもっと具体的なご相談をさせていただくかもしれません。

残念ながら今のところ私からまだ先生にお返しできるものは何もありませんが、可能な範囲で結構ですので、その際は何とぞよろしくお願いいたします。

これからもメルマガを楽しみにしております。
お仕事ともども身体に気を付けて頑張ってください。

長文乱文をお許しください。

回答

ご質問頂き大変ありがとうございました。
早速ご質問の件、ご回答致します。

①渡邊先生がお考えになる開業前の心構え・「開業」ということについての考え方、またリスクを抱えても開業する価値のあるとすればその魅力など

回答)

まず、行政書士業に係わらず、商売をやる以上「経営マインド」は必須だと思います。
ビジネス規模が大きかろうと小さかろうと、「経営」していることには変わりがないはずです。

会社設立や許認可、民事法務などの実務手続以外に

「いかにお客様を集めるか?」
「どうやって資金を捻出するか?」
「時間をいかに使うか?」
「上がった収益をいかに使うか?」

など考える事、勉強することは様々です。

開業をすれば、我々は行政書士であると同時に、会社の社長でもあるわけです。(例え個人事業でも同じことです。)

集客を実現する為には「行政書士業務」と全く関係のないホームページの作り方を勉強する事や検索エンジン最適化の勉強も必要かもしれません。チラシの作り方やキャッチコピーを学ぶことも必要なるでしょう。

「行政書士になりたいんだ!」

という強い気持ちで開業された方の中には、

「行政書士の実務の勉強だけすれば良い。」

とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、社長業でもある開業行政書士にとってそれは許されないと思います。

ですので、開業を考えていらっしゃる場合、心構えとして持っておいて頂きたいのは、「行政書士開業=社長であり、経営」と言うことが第一だと思います。

ハッキリ言って、開業とは決して甘いものではないと実感しています。

では、そういう風に苦労してでもやる、或いはリスクを負ってでもやる価値は何かと言いますと、「やりがい」ではないかと思います。

僕のメルマガを初めからお読み頂いている方はご存知でしょうが、僕の最初の開業は留学事業でした。
6ヶ月間客なし、商売では食えない時期を過し、朝から晩まで皿洗いのバイトで食いつないでいたのです。

そして今でも忘れない開業7ヶ月目のあの日。
初めてお客様から留学サポートの依頼を頂き、22,000円の入金。

僕は今でもあの感動を忘れる事ができません。

これまでバイトで十数万円の給料をもらったことはありましたが、「自分の力で稼いだ」のはそれが初めてでした。

たったの22,000円。

しかし全てはそこからはじまりました。

これでも食っていけるわけではありませんでしたが、飛び跳ねて大喜びしたものです。

当時は法人でもなく個人でやっていたので、お客様には「僕個人」が信頼されたという喜びがとても大きかったです。

あとは現在感じている開業してからのメリットと言えば、とにかく楽しく仕事ができることが挙げられます。

僕は勤めの経験がないのですが、同級の友人達の話を聞くとなかなか大変そうで、良く酒の席では上司や取引先、会社の愚痴を聞かされます。

そういう意味では開業すれば自分の気の合うスタッフだけ入れることも出来ますし、労働時間や就業時間も経営方針も
自由に決める事ができます。

嫌な上司にペコペコすることもありません。(僕はあまり行政書士会の会合にも参加しませんし。)

嫌なお客さんにペコペコする必要もありません。(断れば済む話ですので。)

ストレスが全くないとは言いませんが、朝起きてオフィスに向かうのが億劫ではなく、むしろ早く出勤したいという気持ちで
1日を始められます。朝起きが全く苦ではないのです。

お客様から感謝の言葉やメールを頂いた時の充足感といったら、えもいわれぬ快感です。

また、金銭面でも頑張れば頑張った分だけ稼げるというメリットが大きいと思います。

僕の年齢で会社勤めをしても、普通は月給20~30万程度と思いますが、頑張って仕事を取って、きちんと仕事をこなせばその分収入は増えます。

現在は法人化して僕も定額の役員報酬を受け取っているわけですが、個人でやっていた時には、1ヶ月に250万円くらい僕の個人口座振り込まれることもあり、25歳程度の若造の月給にしては、かなりの高額だといえると思います。

学生時代は一生懸命、月に250時間くらいバイトをしても、税金引いて18万円くらいしかもらえませんでした。

当時は大満足でしたが、やはり月に250時間も働いて18万円って大変です。

その当時と比べて労働時間が2倍にも3倍にもなったわけではありませんが、稼ぎは10倍以上に膨れ上がりました。

ちょっと汚いお金の話と感じるかもしれませんが、建前無しで言えば、こういった報酬体系が開かれている事こそがリスクを背負っている独立開業者に対するリターンなのだと思います。

お客様からの感謝や、金銭的なリターンこそが、頑張る原動力になると思います。

============

②渡邊先生がご存知の方で、私と同様の状況で開業された先生からうかがったお話などがあれば

回答)

やはり代表的な例はカリスマ行政書士の丸山先生だと思いますが、私の知り合いの先生の中にもサラリーマンから独立されて成功されている方は多いです。

共通している点は、前職時代から活発に営業活動をやっていたり、「準備を入念にされている方」は成功されていると感じます。

銀行に勤めていた方で融資コンサルティングを行政書士業に取り入れている方もいらっしゃいますし、警察OBで風営関係をメインにお仕事されている方もいらっしゃいます。

つまり前職の経験を活かせる分野を見定め、そこにフォーカスして開業を考えているのです。

行政書士は業務内容が多岐に渡るので、考え方次第で前職とリンクさせることが可能な商売だと思います。

とにかく、サラリーマン時代から経営の勉強、集客の勉強をされている方は開業直後でも強いなと言うのが正直な感想です。

===============

③力強いエールをお願いします。


回答)

一部天才と思える方も存在しますが、基本的に人の能力には大差はないと僕は思います。

結局は開業前にどれだけ「行政書士業務」以外の勉強に時間・労力・お金を割けるかの違いだと思います。

正しいノウハウをきちんと学び、愚直に実行すれば、ガッポリ稼げるかどうかは別としても、それで食えないということは
ないと思うのです。

僕が留学業ではじめ食っていけなかったのは、明らかに経営マインドもノウハウも持ち合わせていなかったからだと
言わざるを得ません。

行政書士の資格を取るまでは試験勉強一本!

しかし、11月の試験が終わった翌日からはひたすら経営や集客の勉強をすること。

そして学んだことをそれで終わりにせずに実行・検証・修正を継続的に行うこと。
その過程でわからないことが出てきたり、1回や2回失敗しても諦めず継続する勇気を持つこと。

僕レベルを成功と呼ぶのはおこがましいですが、これくらいのレベルなら、それを実践するだけで到達できると思います。

実務経験や人脈など最初は無くてもやっていけますが、経営マインドや実行・検証・修正を継続する勇気がなければ事務所を維持していくことさえできないと思います。

○○さんも同様の覚悟を持って臨めば、きっと事務所経営もうまく行くのではないかと思います。お互い頑張りましょう!

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