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行政書士のホームページ、まず確かめたい数字(Search Console編)

 文:渡邉 徳人(行政書士)

「ホームページがどのくらい見られているのか、分からない」。相談の場で、多くの先生からうかがう言葉です。アクセス解析と聞くと難しそうに感じますが、行政書士の事務所サイトなら、見るべき数字はそれほど多くありません。

この記事では、Googleが無料で提供しているSearch Console(サーチコンソール)を使って、月に一度だけ確かめたい数字をご紹介します。

Search Consoleで分かること

Search Consoleは、Googleの検索結果で、自分のサイトがどのように表示されているかを教えてくれる道具です。

  • どんな言葉で検索されたときに、サイトが表示されたか
  • 表示された回数と、実際にクリックされた回数
  • どのページが、検索からよく見られているか
  • ページに問題(表示できない、スマートフォンで見づらいなど)がないか

サイトの訪問者が中で何をしたかを詳しく見るには「Googleアナリティクス」という別の道具もありますが、まずはSearch Consoleだけで十分です。

確かめたい数字1:表示回数

「検索パフォーマンス」の画面で、まず見るのは表示回数です。これは、検索結果にサイトが表示された回数です。

表示回数が少ない場合は、そもそも依頼者の目に入っていません。題名や業務ページの作り方を見直す必要があります。前の月と比べて増えているか、減っているかを確かめましょう。

確かめたい数字2:検索された言葉(クエリ)

同じ画面で「クエリ」を見ると、どんな言葉で検索されたときにサイトが表示されたかが分かります。ここは、依頼者の生の声が分かる、とても大切な情報です。

  • 狙っている業務名と地域名で表示されているか
  • 思ってもみなかった言葉で表示されていないか(新しい需要のヒントになります)
  • 「料金」「期間」「自分で」など、依頼者の疑問が分かる言葉はないか

依頼者の疑問が分かる言葉が見つかったら、その答えを「よくある質問」や業務ページに書き足しましょう。

確かめたい数字3:クリック率

表示回数に対して、実際にクリックされた割合がクリック率です。表示はされているのにクリックされていない場合は、検索結果に出る題名や説明文が、依頼者の心に響いていない可能性があります。

  • 題名に、業務名と地域名が入っているか
  • 説明文に、依頼者が知りたいこと(費用、期間、相談無料など)が書かれているか

題名と説明文を見直すだけで、同じ表示回数でもクリックが増えることがあります。

確かめたい数字4:掲載順位

掲載順位は、検索結果の何番目に表示されたかの平均です。ただし、順位は検索する人の場所や時期によって変わるため、細かい上下に一喜一憂する必要はありません。大きく下がっていないか、狙っている言葉で少しずつ上がっているかを、長い目で見ましょう。

月に一度、10分でいい

ここまでの4つを、月に一度、10分ほど確かめるだけで十分です。毎日見る必要はありません。

  1. 表示回数は、前の月より増えているか
  2. 狙っている言葉で表示されているか、新しい言葉はないか
  3. クリック率が低いページはないか
  4. 掲載順位が大きく下がっていないか

気になる変化があれば、そのページに手を入れ、また翌月に確かめます。これを続けるだけで、サイトは少しずつ育っていきます。

Search Consoleの登録の流れ

まだSearch Consoleに登録していない場合は、次の流れで登録できます。

  1. Googleのアカウントでログインし、Search Consoleを開く
  2. 自分のサイトのアドレスを入力して、「プロパティ」として追加する
  3. そのサイトの持ち主であることを確認する(サイトに確認用のファイルや記述を加える、ドメインの設定に確認用の文字列を加える、などの方法があります)
  4. 確認が終わったら、サイトマップのアドレスを送信する

確認の作業は、サイトのファイルやドメインの設定に触れるため、慣れていないと難しく感じるかもしれません。制作会社や、サーバーの管理を任せている会社に依頼すれば、短時間で済む作業です。

登録してから数日たつと、少しずつ数字が表示されるようになります。最初の1か月は数字が少なくても気にせず、表示され始めた言葉を眺めるところから始めましょう。

なお、サイトのリニューアルでアドレス(URL)が変わる場合は、古いアドレスから新しいアドレスへの転送を設定し、Search Consoleで新しいサイトマップを送信し直すことが欠かせません。これを怠ると、それまでの検索での評価を引き継げず、表示回数が大きく落ちてしまうことがあります。

数字は、依頼者の声

アクセス解析の数字は、ただの数字ではありません。どんな人が、どんな困りごとを抱えて事務所を探しているのかを教えてくれる、依頼者の声です。

行政書士アシストWEBでは、制作したサイトをSearch Consoleに登録し、サイトマップの送信まで行っています。数字の見方が分からないときや、数字を見て何を直せばよいか迷ったときも、月額費用の中でご相談いただけます。

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